元SE、もう二度とSESなんてやりたくない

日記

どうも!

今回は元SEがSE(SES)を二度とやりたくない理由について語っていきます。

やや自分語りというやつになります。人によっては不快になる方もいるかもしれないですが、ご容赦ください。

SESとは

まずSESという言葉について説明します。

SESというのはシステムエンジニアリングサービス(System Engineering Service)の頭文字をとった言葉となります。

エンジニアをあなたの開発現場に派遣しますよ~といった、いわばエンジニアの派遣事業となります。

正確に言うと派遣の働き方とは違います。派遣の場合は派遣先(配属された先)の人間の指示に従って働くのに対し、SESは派遣元の会社の指示の指示に従って働く、という形態となっています。

ただ、私が数年間働いていた感じだとその辺はきっちり守られている感じはしなかったです。(守らないと違法になりますが、見つからなければ。。。といった状態なのでグレーゾーンといった感じでしょうか)

理由1 同じ作業の繰り返し

これが一番の理由です。

システム開発の流れは、基本的には要件定義→設計→製造→テスト→リリースとなります。どの現場に行っても大体はこの流れで開発が行われます。

そして、大体のエンジニアは設計~テストを担当することとなります。これがまぁ飽きること飽きること。

開発の流れが変わらないことは百歩譲って分かるとしても、その方法もほとんどの開発現場で同じなのです。

Javaでプログラムを組み、似通ったフレームワークを使用してアプリケーションを構築していく。この同じことを延々と繰り返していく事が私は嫌でした。

それからこれは書いていて思ったのですが、一番嫌だったのは枯れた技術ばかり使っていることかもしれません。

枯れた技術というのは、何十年も前から使われ続けている、古くせぇ技術のことです。日本の人間は基本的に安定志向だと思うので、新しい技術を使いたがらないのです。

すでにある技術を使って仕事を進めていく、大いにありだと思います。実績も多くあるので、安心して案件を推進できます。

ただ、私は関わりたくなかったです。正直つまらないな~と思っていました。

理由2 人間関係の構築が煩わしい

これはメリットにもデメリットにもなるのですが、SESでは大体の人間が長くても2,3年くらいでその現場から別の現場へ異動することとなります。

そうなると当然、現場で仲良くしていた人たちとはおさらばとなり、新しい現場の人たちと一から関係を構築していく必要があります。

私は普段数少ない友人たちと狭く深く交流しているタイプの人間なので、他人と新たに関係を構築するために膨大なエネルギーを必要とするのです。

人間関係に問題があった時にすぐに離れられる、といったメリットがあると感じる方もいるかもしれませんが、私には難しい世界でした。

理由3 働く場所が自社ではない

前述の通り、基本は他社さんのオフィスなどで他社メンバーの方と共に働くので、その辺の意識の持ち方次第ではありますが疎外感を感じることが多いです。

なにせ長くても数年後には縁が切れているし、別会社の場合はもう二度と会わないことが多いので、仲良くしようと思えないのです。

会社内に1,2人くらいは腹を割って話せる人間がいてほしい、と思っている私にはその環境は耐えられなかったのです。

ただ、これに関しては私が勤めていた環境が悪いのもあるかと思います。なぜなら、自社メンバーと2,3人で配属となれば解決する可能性があるからです。

まあ仮に配属運が悪かったとしても、そもそも配属は基本自分で決められないことが多いので、完全に一人配属を避けられることはなかったと思います。

結局どんな働き方が理想なのか

理想の働きかたは、「同じこと(同じ手段)の繰り返しではない」「新たな人間関係の構築を頻繁に必要としない」「集団で仕事をするなら仕事の中で気を許せる人間が1,2人いる」を満たすことだと思います。

だいぶわがまま言っている自覚はありますが、これを実現できる働き方をじっくり考えていこうかなと思います。

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