元SE、古くさい技術について語る

日記

どうも!

今回は、SEが古くさい技術ばかりを好み、新しい技術をまったく取り入れない問題について語っていきたいと思います。

前提として私は真っ向からこの傾向に反対しているわけではないので、ご理解頂いた上でご覧ください。

古い技術とは

この記事では、10〜20年くらい前から使われている技術のことを古い、と呼ぶことにします。

名指ししてしまうとJavaだったりCOBOLだったりのことです。

そういった古い技術を使い続けるのには理由があります。

まだまだ現役だろ!と怒る人もいると思います。そういう人はブラウザバックでお願いします。

理由1 実績がある

SEは基本、どこかの会社のシステム部門から「このシステムを良くしてほしい」「この不具合を調査してほしい」といった要望をいただき、それに対処します。

そのシステム部門(場合によってはシステム部門に依頼をかけるお偉いさん方)は大体の会社で安定志向です。

実績のある安心した技術で実現できるならば、時間がかかっても良い、むしろ多少不便でも見た目が悪くてもいい。そう考える方が多いのです。

実際私も場合によっては安定志向になるので、あれもこれも最新化!アップデートしてなんぼ!というわけではないです。

コレは日本人全体に対しても言えるのかなと思っていて、ちょうど働きざかりの世代、またはもっと上の世代の方々は新しいものに手を伸ばしづらそうにしてますよね。(もしくは毛嫌いしているパターン)

理由2 お金がかからない

仮に新しい技術を導入しましょう!既存システムをすべてとっかえましょう!となった場合。

その新しい技術が使える人間を新たに雇う(または育てる)必要があります。

SEには意外とおじさんが多いです。前項のとおり、新しい技術に疎い方が多いのです。

今までのものを、いわば秘伝のタレのように継ぎ足し継ぎ足し改良していく場合に比べて費用は当然高くなりますよね。

さらに言うと、事業の本質は社内システム改良ではなく提供するサービスの質の向上です。

なのでシステム改良に莫大な金と時間をかけられる(またはお金がなくてもそのような判断をする)企業はそう多くないのです。

理由3 やりたくても出来ない

これは結果論になるかもしれませんが、最新の技術に知見がある、または意欲的に学習できる人間はシステムエンジニア業界には実は少ないのです。

なので、最新化したくてもすぐには出来ないから手を出さない、といった背景もあるかと思います。

ただ、最新技術が触れないからSEから離れる、もしくはSEにそのような勤勉な人間がいないから新しい技術が広まっていかない、いわば鶏が先か卵が先かの議論となってしまいます。

なので、ここでは詳細は割愛することとします。どう捉えるかはあなた次第、ってやつです。

結論

昔ながらの技術を使っているのにはちゃんとした理由があるのをご理解いただけたでしょうか。

ただ、それはそれとして私はSEのうちに古い技術から卒業していきたかったです。

AIエンジニアとかかっこいいし。

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